酒販店にお酒を卸す「卸売業」として事業をスタートさせた私たちですが、時代の変化・お客様のニーズの変化とともに業務用小売業としても事業の規模と質を成長させてきました。
それが成功した背景には、「必要なら、有効なら、なんでもやってみよう」というアグレッシブな風土が当社にあったからではないかと思っています。

まず、物流体制の構築。同業4社と提携し、「日本さけネット」と呼ばれる独自の物流システムを創りあげました。お酒の物流は非常に複雑で規模が大きく、かつ各料飲店様にお届けするため”バラ”での搬送を行わなければならないなど、非常に難しいものがあります。当社では、設備の拡充と物流スタッフへの教育で、極めて品質の高い物流システムを構築しています。

また、当社の営業は「ご注文いただいたものをお届けする」だけではありません。
トレンドを先読みしたメニュー提案、お酒に合わせる料理の提案など、そこには必ず”提案する”スタンスがあります。それがご評価をいただいたのか、主要ホテルチェーン様に対する酒類の納入シェアは非常に高いものがあります。

ホテルだけではなく、和洋中の有名な専門店様からも頼りにされる営業がたくさんいます。
時には、「君が来るとワクワクする」とまでご評価いただける者がいるほどです。
彼らは常に、「何を提案したら、喜んでいただけるか」を考え、それを実行しているのです。

また、定期的に実行しているイベント－酒類メーカーのブースを並べ、料飲店様オーナーなどをお招きし、新たな酒メニューを提案するイベントなども、そんなスタンスを象徴しています。
昨年、渋谷のランドマークと言えるビルで実施したイベントでは、有名なバーテンダーさんをお招きし、カクテル作成の実演講習も行いました。これは、メーカー様・料飲店様双方に驚きを提供したようです。

そんな、アグレッシブな姿勢がお客様に受け入れていただけたのか、東京都内での酒類売上げランクではTOPクラスの実績を挙げています。
ただ、まだTOPの企業とは隔たりがあるのも事実です。今後も、私たちの特徴である「アグレッシブに提案する」スタンスを信じて、料飲店様、そして来店されるお客様に喜んでいただけるものを提案し続けたいと思っています。