E-TOMO 繁昌Navi No.32
E-TOMO繁昌Navi No.32
こんにちは! E-TOMO7です。
11月に入り、東京都の新型コロナウイルス新規感染者数は30人前後と安定的に低い数字を示し、街中や飲食店に人々が戻ってきたと感じる今日この頃です。外で飲むお酒はこんなに美味しかったんだ! と身に染みてありがたみを感じますね♪
とはいえ、ヨーロッパでの感染再拡大のニュースによって懸念される第6波の到来や、この冬はインフルエンザが大流行する恐れもあるといわれているので、今しばらくは気を抜くことなく、マスク着用、消毒、手洗い・うがいと、引き続き感染予防対策をしっかりと行いながら、楽しみたいものです。
さて、このコロナ過で人気が高まっているのが「テラス席」のあるお店。
諸外国、特に西洋の人々は、テラス席が大好き! 暑い夏も寒い冬も、1年を通してテラス席が好まれる傾向に。リゾートではもちろん、ニューヨークやパリなどの街中でも、歩道脇のテラス席で、道行く人を眺めながら食事を楽しむ人々を目にする機会は多いはず。
日本では逆に、室内が好まれる文化。個室であればなお良し。
数年前に女性を対象に行ったある調査 (※) では、「カフェのテラス席と室内ではどちらを選ぶ?」という問いに対し、80%近い人が「室内」と回答。その理由として、虫や埃などの衛生面の他、日焼けが気になったり、人目が気になって落ち着かないという意見が挙げられました。
きれい好きで、美意識が高く、控えめな日本人の国民性が、これまでさほどテラス席が普及しなかった一因なのかもしれません。(※2015年9月マイナビウーマンWEBアンケートによる)
ところが、このコロナ過で状況は一転。自然と換気ができ、感染予防対策として安心なオープンエアは大人気に! BBQやピクニックなど積極的に屋外で食事をする機会も増え、開放的な空間で飲食をする楽しさを知ったのもあるのでしょうか。テラス席の需要は今後もどんどん増えそうです♪
広い空の下で飲むお酒は、なぜだかとっても美味しく感じるもの。秋も深まり、日中は青い空と紅葉を、夜は澄んだ夜空に輝く月と星を眺めながら、お酒で火照った体をひんやりとした空気で冷ましつつ、外でお酒を楽しみたいですね(^^)
今回はそんな「テラス席」のある素敵なお店に注目!
また、カクテル、日本酒に続く、ペアリング第3弾として「ワインペアリング」にもフォーカスし、E-TOMO7「気になるお店」レポートを届けします♪
E-TOMO7「気になるお店レポート」
TWO ROOMS GRILL | BAR
青山通りに面したAOビルの5階にあるTWO ROOMS GRILL | BAR。
四季折々の食事と、非日常空間で味わえる飲み物、そして最大のホスピタリティーを提供することで、 コロナ禍も何のその、昼も夜も常に満席の繁盛店です♪
ダイニング席、カフェラウンジ、テラス席、バースペースを併設しており、アペリティフはテラス、食事はレストラン、食後はバーへと、気分に合わせて移動できるのが魅力。ランチ、カフェ、ディナー、バーと半日過ごせてしまいます(^^)
レセプションを抜けると、オープンキッチンが臨めるオシャレなダイニングへ。
外光が差し込み、明るくてランチにもオススメ。平日はオシャレなママ友ランチにも大人気だとか。
右手のブース席は、テーブルごとに仕切られているので、プライベートな会話を楽しみたい方や、感染予防対策としても人気とのこと。希望する場合は、ぜひ早めに予約したいですね♪
ガラス張りの渡り廊下を渡ると、テラスとバーラウンジへ。
テラスに出ると、5階とは思えないほど開放的で、都心の街並みを一望できる素敵な空間が!
なんとも贅沢なスペースでテンションが上がります♡
パラソルは、日差しの強いランチ以外は、より開放的に見せるために閉じているのだそう。
テラスの外側はウォーターテラスになっており、癒し効果抜群! 水面に空が映ってキラキラし、まるでリゾートにいるかのような気分に♪
テラス席の良いところは、時間経過によって刻々と風景が変わり、どの時間に訪問しても楽しめること。
テラスで撮る写真は、インスタ映えするので、最近では若い女性たちにも大人気。
これからはテラスで飲めるバイ・ザ・グラスのワインも充実させるそうで、スパークリングワインやロゼワインが楽しめるようになり、SNSのアップも増えそうです♪
日が暮れはじめ、テーブルのキャンドルが灯る時間も素敵!
ソファ席もあるので、ゆっくりくつろぎながらお酒を楽しむのもよいですね♡
テラス席では、ドリンクだけでなく、お食事もOK。アラカルト、コースともに楽しむことができます。 取材の日はあいにくと風が強く、外での食事は断念せざるを得ませんでしたが、お天気に恵まれた日であれば、ぜひオススメです。
ワインペアリング
ワインは常時約320本をストック。圧巻のセラーを見せていただきました♪
ニュージーランド、オーストラリア、アメリカを中心に、お客様のお好みに合ったワインが必ず見つかるよう、幅広く取り揃えています。最近では、フードフレンドリーなナチュラルワインも人気で、今後力を入れていきたいワインは、スパークリング、南アフリカ、日本ワインとのこと。
これまで、E-TOMO繫昌Naviでは、「カクテルペアリング」「日本酒ペアリング」と特集してきましたが、もちろん「ワインペアリング」を忘れてはいません。
今回、TWO ROOMSのディナーコースにワインペアリングをお願いしましたので、ご紹介します♪
クロ ラ ソレヤ カヴァ ブリュットナチュール レゼルヴァ
Clos la Soleya CAVA Brut Nature Reserva 2016
シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵で造られるスペイン産スパークリングワインCAVA。その中でもプレミアム・カヴァと呼ばれ、瓶内熟成15カ月以上の規定が設けられているのがこのレゼルヴァ。
こんなCAVAがあるなんて! とシャンパーニュ好きも大満足な1本。
産 地:スペイン サン・サドゥルニ・デ・ノヤ
品 種:チャレッロ、マカベオ、パレリャーダ
Alc度 :12%
クラギ―レンジ シャルドネ ホークス・ベイ
Craggy Range Kidnappers Vineyard Chardonnay 2018
マスターオブワインの資格を持つ栽培責任者、スティーブ・スミス氏が単一畑にこだわり、高品質なワインを生産。
控えめなレモンなどの柑橘、花、クリームやハチミツなどのアロマ。樽の風味をしっかりと感じながら、クリーンで爽やかなのはニュージーランドならでは。
産 地:ニュージーランド ホークス・ベイ
品 種:シャルドネ
Alc度 :13%
KWV カセドラル・セラー カベルネ・ソーヴィニヨン
KWV Cathedral Cellar Cabernet Sauvignon .
南アフリカを代表するKWV社が誇るプレミアムワイン。
ブラックベリーやダークチェリーの黒系果実に、シナモンやリコリス、ナツメグの甘苦スパイス、バニラ、ほのかにシダや杉の香りも。凝縮した果実味と木樽熟成による複雑味のバランスがよく、柔らかなタンニンで口当たりはなめらか。力強さと上品さを持ち合わせ、美しいゴールドのラベルも目を引くオススメの1本。
産 地:南アフリカ W.O.ウェスタンケープ
品 種:カベルネ・ソーヴィニヨン
Alc度 :14%
マルティーニロゼ Martini Rose
モスカート種やブラケット種などで造られる、鮮やかなロゼカラーの中甘口スパークリングワイン。
イチゴやラズベリー、野バラの香りに、程よい酸味と控えめな甘さが特徴。爽やかなバランスの取れた味わいは、ランチやピクニックにもぴったり♪
産 地:イタリア ピエモンテ州 / ヴェネト州
品 種:モスカート、グレーラ、ブラケット他
Alc度 :9.5%
バー・ラウンジ Bar Lounge
食後はバーカウンターへ移動して。
ワインセラーに隣接する大人な雰囲気漂うバーエリア。お食事前にアペリティフを飲むのもよし、食後にディジェスティフを飲むのもよし。照明を落としたナイトタイムは、夜景も楽しめます。
柿のベリーニとリンゴのマティーニ
Fresh Persimmon Bellini and Fresh Apple Martini
メニューにはない「秋のカクテル」も特別にお願いしてみました!
柿のベリーニは、生の柿を使い、ルイ・ロデレールをベースに、リンゴジュースとジンをアクセントに。
リンゴのマティーニは、リンゴの皮までブレンダーにかけ、まるでフレッシュなリンゴを丸ごと頬張ったような味わい。つい飲みすぎて酔ってしまいそうな危険な美味しさです♡
ワインペアリングについて ~アシスタントマネージャー・鈴木隆介氏に聞く~
今回、ワインペアリングをお願いするにあたり、お話をお伺いしました。
Q. ワインペアリングの魅力について
ワインと料理の相乗効果、料理に対してどういったワインが提供されるのか、という期待感です。料理とペアリングするワインの説明を聞くことで、料理やワインに関して、どういった意図があるのか、お店のコンセプトやシェフの想い、生産者の考えを知る機会になります。
Q. ワインペアリングにおいて大切にしていること
シェフやスタッフ、お客様とのコミュニケーションです。ワインをペアリングさせるにあたって、シェフとのコミュニケーションは必要不可欠。また、お客様やスタッフの声を聞くことで、ワインと料理のペアリングに対して、違う視点から考えることができます。
Q. 今後メニューに取り入れたい飲食店様へのアドバイス
お店のコンセプトにあった、そのお店らしいワインペアリングで個性が出ると、おもしろいと思います。
取材を終えて
場所柄、外国人にも人気のレストラン&バー。スタッフにも外国籍の方が多く、1歩足を踏み入れるとインターナショナルな雰囲気が漂い、モダンで洗練されたインテリアと相まって、昼も夜も非日常を味わえる特別な空間がとても魅力的!
敷居が高いかと思いきや、皆様とてもフレンドリーなので、居心地も抜群♪ テラス席はもちろん、インドアのダイニングやバーも、幅広いシチュエーションで利用が可能。友人や恋人とのデート、記念日や接待など、いざという時のためにぜひオンリストしておきたいお店です♡
最後に「ご繁盛のコツ」についてお伺いしたところ、デイレクター陣を始めとする社員、アルバイトが日々、食材、飲料、サービス向上を積極的に勉強。また、スタッフグルーミング(外見)には力を入れていらっしゃるとのこと。
「ワインペアリングのコツ」とともに、ご参考にされてみてはいかがでしょうか?
TWO ROOMS GRILL|BAR
〒107-0061 東京都港区北青山3-11-7 AOビル 5F
TEL: 03-3498-0002
WEB: https://tworooms.jp/
いかがでしたか?
今回は青山の一等地という素晴らしいロケーションのテラス席をご紹介しましたが、テラス席も色々。
お店の外にテーブル席を1つ2つ設けるのでも、立派なテラス席ですし、おでんが美味しいこれからの季節、屋台横の丸椅子・丸テーブルも「元祖・日本のテラス席」と言えるかもしれません♪
この秋は、色々なテラス席を探しては、楽しんでみたいE-TOMO7です(^^)
それでは、次回は12月中旬の配信予定です。お楽しみに~!
※今後も新型コロナウイルスの感染拡大状況に応じて、配信スケジュールの変更や自粛をさせていただく場合がございます。何卒ご了承くださいませ。
お酒のナビゲーター「E-TOMO 7」自己紹介
Tomoe
ワイン全般好きですが、シャンパーニュは浸かりたいくらい大好き! 最近はロシアなどマニアックな国のワインと品種に興味津々。聞いたことのない土着品種と出会うと、飲みたくて目がキラキラします☆
haruna
インスタで日々美味しいランチを探してます! 入社当時はワイン派でしたが、最近はもっぱら純米酒が好きになってしまいました♪
ユメコ
榎本のフードファイターと呼ばれるくらい食べることが大好きです! お肉料理が好きなので、さっぱりしたハイボールが大好きです!! 一年中飲んでます!
fumiko
お休みの日は色々なお店をはしご酒をするのが好きです。
基本的にいつもビールですが、食事に合わせてワインや日本酒も飲みます!
ナツミ
焼肉とレモンサワーの組み合わせが大好きです。
休日は昼から気になった飲食店様に入り、お酒を飲んでいます。
みゆう
食べるのも飲むのも大好きですが、青森出身なので特に日本酒が好きです!
おいしい料理を食べながらお酒を飲んでいる時間が一番幸せを感じます!
ミク
焼酎・日本酒など「The・和酒!」が大好きで、相棒のエイヒレ、いぶりがっこチーズとともに楽しんでいます。入社前からですが、お酒のラベルを見るだけでワクワクが止まらないので、新たな銘柄開発にハマっています!