日本酒ジャーナリスト 山本洋子のSake Style「2025年の抱負」

山本 洋子(やまもとようこ)

日本酒と食のジャーナリスト、地域食ブランドアドバイザー

鳥取県境港市ゲゲゲの妖怪の町生まれ。雑誌編集長として郷土食、長寿食、マクロビオティックの本を編集。伝統的調味料や酒、発酵文化を紹介する。独立後、地方に埋もれた日本の食の宝応援をライフワークに。講演活動や地域食ブランドアドバイザー、日本酒と食のジャーナリストとして全国へ。著書に『純米酒BOOK』グラフ社『厳選日本酒手帖』『厳選紅茶手帖』『ゼロから分かる! 図解日本酒入門』 世界文化社。週刊ダイヤモンドで『新日本酒紀行地域を醸すもの』連載中。 https://diamond.jp/category/s-japanesesakejourney
モットーは「1日1合純米酒!」総務省地域力創造アドバイザー。境港FISH大使。

あけましておめでとうございます。

2024年12月に、明るいニュースが飛び込みました。

「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録

2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、今度はいよいよ、日本のお酒です。
日本酒や焼酎、泡盛など、「こうじ」による日本の「伝統的酒造り」が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになりました。

●参考 国税庁のHP https://www.nta.go.jp/taxes/sake/koujikin/index.htm

「伝統的酒造り」とは?

日本独自の「こうじ菌」を使い、米や麦などを蒸して「こうじ」を作って「もろみ」を発酵させる「伝統的酒造り」。
500年以上前から、全国各地の気候風土に合わせ、日本酒や焼酎、泡盛など、いろいろな形で伝承されてきました。
醸造酒だけでなく、蒸留酒も「こうじ」が要なのは、日本の酒の大きな特徴です。
日本酒、焼酎、泡盛に使われる「こうじ菌」そして、こうじの原材料など、さまざまな種類があります。
ほろ酔いトークにぴったりな日本の「こうじ」のお酒。こうじ違いのバラエティ豊かな味わいを、もっとメニューに取り入れてみませんか?

明日も

……

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