大越基裕のフードペアリング No.6
フードペアリング
Pairing No.6
生牡蠣
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フランソワ ラヴノー シャブリ プルミエクリュ モンマン 2015
Francois Raveneau Chablis 1er cru Monts Mains 2015
生牡蠣とシャブリ、長年相性が良いと言われ続けていますが、果たして本当に相性がいいのでしょうか。私自身は、事実かなり失望した経験があります。しかし、生牡蠣を食すことも一つのお料理を食すことと同じであり、こだわりを持つことで、よりクオリティの高いペアリングを構築することができます。
まず、牡蠣において最も考えなければいけないのは、産地や品種です。海のミルクともいわれるとてもミルキーでヘビーな味わいから、ヨードの風味と塩気がメインのライトなものまで様々です。そして、牡蠣と一緒に食されるソース類は、一般的には、レモン、バター、赤ワインヴィネガー、ケチャップなどが挙げられます。これらは、牡蠣の生臭さも消してくれ、特徴的な風味が口中に残るので、ワインとの接点として活かせます。
今回は、Chablisの世界では誰もが知っているトップ生産者で、私も年に一度必ず訪問しているフランソワ・ラヴノーのシャブリ モンマンで
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