ワインテイスター/ソムリエ大越基裕の”Wine Trend”「2025年の抱負」
皆様、明けましておめでとうございます。
私にとって2024年は、コロナ禍前と同じくらいに、海外や国内出張の多い年でした。
久しぶりにインプットが多い年でもありましたので、各ワイン産地で、まだ日本に輸入されていないワイン、すでに輸入されているにもかかわらず、その素晴らしさが知られていないワインに、たくさん出会いました。また、様々な新しいレストランにも伺えたので、日本だけでなく、世界の食の潮流にも触れることができました。2024年に出会った新たなワインの一部は、2024年の各季節のワイン紹介でも、少しお伝えさせていただいていたのですが、多くは2025年にご紹介の予定ですので、是非楽しみにお待ちください。
近年のレストランの潮流は、レストランにその地域性を表現することの重要度が、どんどん増してきています。現に、日本のレストランでも、地方でしか出せない魅力を持ったレストランが多くなり始め、お鮨屋さんでも、高い技術と、その地でしか取れない魚で作られるお鮨というものに、魅力が増しています。地方では、東京でも食せるものには魅力が減ってきていると言えると思います。東京のフレンチやイタリアン、ベトナミーズも、
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