日本酒ジャーナリスト 山本洋子のSake Style「2023年の抱負」
あけましておめでとうございます。
2022年は、皆さまにとって、どのような一年だったでしょう。
コロナ禍前から、国内の日本酒消費量は減少傾向にあり、そこへ2019年からの感染症で、外食に伴う飲酒代は大きく減少。家飲みは多少伸びているものの、以前の消費量をカバーするには、ほど遠いのが現状です。忘年会や、新年会を開催しない企業もまだまだ多いですが、個人飲みには、明るさが戻りつつあるようです。
そんな中でも、日本酒の輸出は好調で、特に単価が高い酒が増えつつあります。
訪日外国人の酒蔵ツーリズムも注目されており、HPに英語を加える酒蔵も増えています。
●最近の日本産酒類の輸出動向について(2022年10月時点 国税庁)
(https://www.nta.go.jp/taxes/sake/yushutsu/yushutsu_tokei/pdf/0021010-203.pdf)
・ 2021年の輸出金額は1,147億円(対前年61.4%増)となり、初めて1,000億円を突破。
・ 2022年1月から10月までの輸出金額は1,170億円となり、10月までで昨年の金額を超える。
・品目別にはウイスキーや清酒、国・地域別には中
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