第15回 日本酒ジャーナリスト 山本洋子のSake Style
特集1.年末年始は、日本の米の泡酒で乾杯!
お米のシュワシュワ
年末年始は、いつもより特別なお酒を選びたくなり、乾杯の機会も増える季節。
そんな時にふさわしいのは、シュワシュワと泡立つお酒!開栓するワクワク感に、炭酸の勢いが場を盛り上げます。
近年は、活性日本酒=スパークリングサケを手がける酒蔵が増え、個性ある製品が登場しています。
製法の1つには、シャンパンと同じ瓶内二次発酵製法があり、オリのある白くにごったタイプと、オリを除去したクリアなタイプがあります。また、炭酸ガスを後から入れるガス混入製法もあり、バリエーションも豊富。
和食だけでなく、フレンチやイタリアン、中国料理の前菜にも合うと、注目を浴びています。
日本酒の度数は15度が多く、生原酒になると17度を超えるものもありますが、スパークリングは11〜13度とアルコール度が低いのも特徴。今回はオリを除去した透明なタイプのawa酒を中心にご紹介します。
フレンチのシェフと共同開発。新境地を開拓したスパークリングサケ
スパークリングサケを2015年から世に送り出している「七賢」醸造元の山梨銘醸。ラインアップには「EXPRESSION」「杜ノ奏」「星ノ
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