第13回 日本酒ジャーナリスト 山本洋子のSake Style
特集1.夏こそ日本酒!キリッとCOOLな吟醸で旬の夏食材をさらにおいしく
寒い冬ならいざ知らず、暑い夏日の一杯目から日本酒を選ぶ人は……少数派かもしれません。
ですが、夏が旬の天然岩牡蠣や白イカ、加茂茄子、ハモときゅうりに枝豆、茗荷など、日本酒にピッタリな食材がたくさん登場します。
そんなときは、夏野菜や海鮮と相性抜群の、清涼感ある吟醸酒をおすすめしてみませんか?
夏に日本酒が選ばれない理由は・・・
1 燗酒のイメージがあって、暑苦しそう
2 度数が高くて重たくて、二日酔いしそう
3 味と香りがくどく、マッタリ酔いそう
・・・などなど
そんな日本酒への先入観をくつがえすのは、キリッとCOOLな吟醸酒!
吟醸酒とは、原料米を4割以上も削り(精米歩合60%以下)、低温で長期間発酵させ、丁寧に醸したお酒。フレッシュですっきりした味、香りは華やかなものから、料理の味を生かす穏やかなものまでさまざまあります。清らかな味は、よく冷やすとドライ感も増し、冷たい料理やお刺身とよく合い、あと口もスッキリさせてくれます。
お客さまに夏吟醸をすすめるときは
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