第12回 日本酒ジャーナリスト 山本洋子のSake Style
特集1.梅桃桜の花見にぴったりな白い酒「にごり酒」
「どぶろく」と「白酒」「甘酒」は、何がどう違うの?
四季のある日本は、春は花見酒、秋は月見酒、冬は雪見酒という風に、季節情緒を酒と共に楽しむ文化があります。
近年、四季を通して酒造り行う蔵が増えていますが、酒造りの基本は、今も冬。特に大寒の「寒仕込み」が最高とされ、最高級の大吟醸を醸すのは決まって厳寒期です。
tenki.jpより引用 「桃の節句!邪気払いの「桃」の花と「梅」「桜」の区別がつきますか?」
https://tenki.jp/suppl/yamamoto_komo/2018/03/03/27913.html
「桜開花・満開情報 2022」
https://tenki.jp/sakura/
春の花といえば、梅、桃、桜が代表で、これらの花見の時期は、白濁した「にごり酒」がおいしく味わえます。
「にごり酒」は雪や雲を思わせるような白さで、ほっこりとした風情があり、とろりとクリーミィな口当たりで、うま味と甘みも特徴です。
白いお酒には、「にごり酒」のほかに、「どぶろく」と「白酒」、「甘酒」があります。さて、何がどう違うのでしょうか?
日本酒を搾る前の「もろ
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