日本酒ジャーナリスト 山本洋子のSake Style「今年の抱負」

山本 洋子(やまもとようこ)

日本酒と食のジャーナリスト、地域食ブランドアドバイザー

鳥取県境港市ゲゲゲの妖怪の町生まれ。雑誌編集長として郷土食、長寿食、マクロビオティックの本を編集。伝統的調味料や酒、発酵文化を紹介する。独立後、地方に埋もれた日本の食の宝応援をライフワークに。講演活動や地域食ブランドアドバイザー、日本酒と食のジャーナリストとして全国へ。著書に『純米酒BOOK』グラフ社『厳選日本酒手帖』『厳選紅茶手帖』『ゼロから分かる! 図解日本酒入門』 世界文化社。週刊ダイヤモンドで『新日本酒紀行地域を醸すもの』連載中。 https://diamond.jp/category/s-japanesesakejourney
モットーは「1日1合純米酒!」朝日カルチャーセンター新宿教室で純米酒と紅茶講座を開講。総務省地域力創造アドバイザー。境港FISH大使。

あけましておめでとうございます。

コロナ禍に振り回された年でしたが、そんな中、日本酒の輸出金額総額は最高記録を達成(2021年度1~9月の数値は275億円、昨対比 113.9% )。以前と違うことは、安い酒ではなく、プレミアムな酒が増えていること。その要因のひとつには、イギリスやフランスなど海外で開催される日本酒コンテストが増えて認知度が向上したことや、WSET (ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関)に、日本酒講座が加わったこと、コロナ禍でオンライン講座も盛んになり、日本酒の価値、知識が学べる体制が整ったこともあげられています。

酒造で起業する若者も増えていますが、新規で「清酒免許」は下りないため、「その他の醸造酒」免許の枠内で、自由な醸造スタイルを追求するケースが増えています。

フレッシュでフルーティ、クリーミィでおしゃれな「どぶろく」、米と米麹をベースに、発酵過程で副原料を加えた酒も。その副原料とは、ホップやフルーツ、茶葉やハーブ、シロップなどで、今までにない斬新な発想の米の酒が登場しています。

「その他の醸造酒」免許は、少量生産なのも特徴。まさにCraft Sake Breweryという……

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