日本酒ジャーナリスト 山本洋子のSake Style 新年特別号

山本 洋子(やまもとようこ)

日本酒と食のジャーナリスト、地域食ブランドアドバイザー

鳥取県境港市ゲゲゲの妖怪の町生まれ。雑誌編集長として郷土食、長寿食、マクロビオティックの本を編集。伝統的調味料や酒、発酵文化を紹介する。独立後、地方に埋もれた日本の食の宝応援をライフワークに。講演活動や地域食ブランドアドバイザー、日本酒と食のジャーナリストとして全国へ。著書に『純米酒BOOK』グラフ社『厳選日本酒手帖』『厳選紅茶手帖』『ゼロから分かる! 図解日本酒入門』 世界文化社。週刊ダイヤモンドで『新日本酒紀行地域を醸すもの』連載中。 https://diamond.jp/category/s-japanesesakejourney
モットーは「1日1合純米酒!」総務省地域力創造アドバイザー。境港FISH大使。

初詣に恵方飲み 新年は日本酒を勧めるチャンスです!

新しい年を迎えた1月中は、初詣の参拝帰りに新年会と、普段より日本酒を飲みたくなる季節です。
そして、2月3日は節分。近年は節分に、「恵方巻き」を食べることが広まり、定番化していますが、今年は日本酒の「恵方飲み」をお勧めしてみませんか?

恵方ってなに? 誰がどう決めているの?

恵方というのは、歳徳神(としとくじん)と言う その年の、年神様(としがみさま)がいらっしゃる方角の事で、縁起が良い方角といわれています。
この年神様がおられる方角は、4つに、決まっています。
東北東・西南西・南南東・北北西と、この4つの方角しかないのです。
その、歳徳神のいらっしゃる方位を、恵方(えほう)と言い、その方角に向かって事を行えば、万事に大吉であるとされる、なんともありがたい方角なのです。

「恵方」が良いなら、「お酒を飲むのも、その方向が良い!」というわけで、「恵方飲み」を流行らせようとしている酒蔵さんもあります。

去年の恵方は 東北東でしたが、
2020年の2月3日は、「西南西やや西」
この「恵方飲み」を、取り入れない手はありません。

とちぎの星

ありがたい方角には、おめでたい

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