第10回 日本酒ジャーナリスト 山本洋子のSake Style

山本 洋子(やまもとようこ)

日本酒と食のジャーナリスト、地域食ブランドアドバイザー

鳥取県境港市ゲゲゲの妖怪の町生まれ。雑誌編集長として郷土食、長寿食、マクロビオティックの本を編集。伝統的調味料や酒、発酵文化を紹介する。独立後、地方に埋もれた日本の食の宝応援をライフワークに。講演活動や地域食ブランドアドバイザー、日本酒と食のジャーナリストとして全国へ。著書に『純米酒BOOK』グラフ社『厳選日本酒手帖』『厳選紅茶手帖』『ゼロから分かる! 図解日本酒入門』 世界文化社。週刊ダイヤモンドで『新日本酒紀行地域を醸すもの』連載中。 https://diamond.jp/category/s-japanesesakejourney
モットーは「1日1合純米酒!」総務省地域力創造アドバイザー。境港FISH大使。

特集1.旬サンマと抜群の相性!辛口日本酒+柑橘で「酢みかんリップSAKE」司牡丹 蔵元・竹村社長の太鼓判★

9月に入り、旬を迎えた秋のサンマ。脂がのって皮目が銀色にツヤツヤと輝くサンマは、刺身も良いですが、なんといっても炭火焼きでしょう。ジュージューと音をたてて煙と共に脂が落ち、香ばしく焼き上がると、皮はパリッと中はジューシィ。
そんな熱々のサンマに欠かせないのが、スダチやユズなどの香酸柑橘こうさんかんきつ。ギュッと爽やかな柑橘を搾りかけると、香りに果汁の鮮やかな酸味がついて、たまらないおいしさ。さて、そんな旬サンマにぴったり合うお酒とは?

高知県高岡郡 司牡丹酒造

高知県高岡郡佐川町甲1299番地
https://www.tsukasabotan.co.jp

柑橘をグラスのふちにひと回し!魚と酒をつなぐ柑橘

魚と酒をつなぐ、柑橘の組み合わせを提案するのが、高知県の老舗酒蔵・司牡丹酒造社長の竹村昭彦さんです。竹村さんは高知県酒造組合の理事長であり、土佐の酢みかん文化を伝える 土佐学協会の理事長。魚料理を飛び切りおいしくする日本酒の飲みかたを考案され、それが「酢みかんリップSAKE」!

竹村さん
「柑橘をカ

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